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香港滞在中に宿泊したホテルの話。
今回選んだのはJEN Hong Kong by Shangri-La(香港JEN酒店)です。
予約はBooking.comから。先払いで予約しようとしたら何故か決済がエラーになり、リトライ。二重決済されてないかしばらく心配でした……(結果的に大丈夫でした)。
住所:香港島西區皇后大道西508號(508號 Queen's Rd W, Sai Wan, Hong Kong)
名前のとおり、シャングリ・ラ・ホテルズのビジネス向けラインです。香港は全体的に宿泊費が高め、かつそれなりのクオリティを求めるにはそれなりのお金を出してなんぼ、という土地柄。シャングリ・ラ・ホテルズならそうそうひどいこともないでしょう、という盲信のような思いもあり(笑)、このあたりのランクが一番コストと見合っているかなーという思いでチョイス。
結果、2泊の間とくにトラブルに遭うこともなく、落ち着いて過ごせました。
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アクセス
最寄り駅はMTR港島線(ラインカラーは青)の香港大学駅。B2出口を出たところ直進して皇后大道(Queen's Road)に突き当たる角にあります。周辺の雰囲気はやや下町感強めですが、飲食店も多いし、スーパーもWellcomeが近くにあって便利です。ホテルと同じ並びにもありますが、B2出口を挟んで反対側の西寶城(The Westwood)内の店舗が広くて綺麗なのでおすすめ*1。
客室
泊まったお部屋はスーペリアクイーンルーム(シティビュー)です。
窓際にはソファーのようなスペースがあって、ここに座ったり寝転がったりすることもできます(クッション素材というわけではないのでやや硬めの座り心地ですが……)。
このソファーとベッドで割といっぱいいっぱいな感じではありますが、香港のホテル基準ではおそらく広いほうではないかと。
トレーダースからJENにリブランドされているとのことで、古さが目につく部分もありつつも清潔でした。
コンセントはデスク周りに。香港型の3ピンタイプです。
変換プラグは部屋にはなく、有料での貸し出しになるようです。
一箇所、USB充電できるようになっていましたが、複数の端末を同時に充電したい場合はこれでは足りないと思うので、自分でプラグを準備していくのが良さそうです。
ちなみにコンセントの上部分に小さなスイッチがありますが、ここをONにしないと通電されない仕組みなので要注意。
冷蔵庫が設置されている上にはケトルとミネラルウォーターのペットボトルが4本。
2人での宿泊だったので1人2本ということなのか、それとも2人で2泊だから1人1泊につき1本×2×2ということなのか……?(2日目に追加されていたかどうか忘れてしまったので答えは分からず……)
カトラリー、マグカップ、アイスペール、ティーバッグなどなど、色々揃っていていい感じでした。
こちらは水回りです。洗面台、お手洗い、バスタブがまとまっているよくある配置ですね。スペースも充分。
バスタブの中に底に敷く用のマットも置いてあります。
基本的に、国内海外問わず旅先ではバスタブにはお湯を張らないので、ここでもシャワーで済ませてしまいましたが、バスタブ必須の方にもおすすめできそうです。
撮影できていませんが、シャワーはハンディタイプ。お湯の出し方(というか温度調整の仕方)が初見ではよく分からず、初日の夜は数分格闘しました……。笑
バスアメニティ類。手前のミニボトルはシャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディミルク?だった思います。海外のホテルでコンディショナーがあるのはありがたい。
壁に固定式のドライヤー。日本のこういうタイプのドライヤーって風力が弱いことが多くて使いづらいのですが、ここのものは十分な風力があり、問題なく使えました!嬉しい。
デメリットも考えてみる
・設備が古い
上でも少し言及しましたが、JENの前は同グループのトレーダースとして営業していたこともあり、どうしてもプロパティに若干の古さが見られるのは否めないです。とはいっても、室内の家具や水回りにはほとんど問題を感じなかったのですが。明らかに壊れている備品もないし、お湯もすぐに充分出たので。
ただ、一箇所んん?と思ったのが、客室の扉。なんと、扉を閉めた状態でも下に隙間ができるのですよ……。
うまく撮れなかったので写真ではお見せできないのですが(役立たず)、1mm2mmの話ではなくて、ちょっとした封書なら隙間を通せるのでは?レベルです。
これはどの部屋もそうだというわけではなくて、たまたま私が泊まった部屋の引きが悪かったということだと思うのですが、この隙間から何か良からぬものを入れられたり、鍵を開けられたりというのもありえない話ではない、と考えてしまうと微妙ですよね。
幸いにも今回は宿泊中何事もなかったわけですが、次回があれば部屋のランクを多少上げるなどしてみるかもしれません(それで解決するのかは不明ですが)。
・アクセスがやや不便
最初に書いたように、このホテルの最寄駅は香港大学駅(香港島の西側)になるわけですが、尖沙咀、九龍、空港方面に向かうには中環(セントラル)での乗り換えが必要となり、似たような価格帯のホテルと比べて若干アクセス面が弱いのは否めないです。
九龍半島側にコスパ重視で泊まりたい!という場合は、ザ・カオルーン・ホテル香港あたりが無難でしょうか。ペニンシュラの真裏で、アクセスに関しては申し分なし。香港に複数展開しているハーバープラザ系列、かつ地球の歩き方にも載っている有名ホテルですが、レビューがそこまで高いわけではない(というか明らかにん?ということもいくつか書かれている)のが微妙に気になる。
あとはイートンHKなど。ネイサン・ロード沿いにあって、最寄りは油麻地か佐敦か、というところ*2。尖沙咀からは少し離れますがアクセス面では充分に許容範囲、かつ個人的に好きなホテルです。